2014年3月12日  
 

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中国企業、世界自動車業界のグローバル再編の主役に (3)

 2014年03月12日13:37
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 今後、自動車の産業発展の方向性は、次世代の新エネルギー自動車にあると世界的に見られている。ある業界関係者は、「現時点で、国内の多くの自動車メーカーの新エネルギー技術は商業化レベルに達していない。国家が全力で新エネルギー自動車政策を進める中、直接、新エネルギー自動車メーカーを買収して、核心的技術を獲得し、新エネルギー自動車において主導権を握ることは最良の道筋だ」と分析する。

 王文氏は、「中国の自主開発メーカーが世界的なM&Aによって技術的な形勢を逆転させると同時に、文化や法律の違いに適応し、他社の管理経験を学ばなければならない。技術を強化するだけでは足りない」と指摘する。

 この10年の中国自動車メーカーによるM&Aの成功や失敗の歴史を見ると、先には上海汽車集団が英自動車メーカーのMGローバーを買収して失敗した例や、後には騰中重工が米国AMGのハマーを買収して失敗した例が挙げられる。このほか、浙江青年蓮花汽車や龐大汽車がスウェーデンの自動車メーカー、サーブの買収に失敗したことも、中国自動車メーカーの海外M&Aの歴史に暗い影を残した。それに対し、南京汽車によるMGローバーの買収や、北京汽車によるサーブの一部技術の買収、吉利汽車によるボルボの買収といった成功例もある。

 「海外M&Aの潮流の中、各中国自動車メーカーはさまざまな苦労を経験しつつあるが、最終的に成功できるかどうかは、さらなる経営の時間が必要だ。より多くの中国自動車メーカーが現在の経験や教訓の中から徐々に成長していき、さらなる挑戦を目指すだろう」と王文氏。

 日産のアンディ・パーマー副社長は2013年に出席したある自動車業界の会議で、将来、中国は世界自動車産業の成長率の大部分を占めるようになり、中国の自動車メーカーから世界的な巨大自動車メーカーが誕生するだろうという予測を発表した。さらに、アンディ・パーマー氏は、「今我々の中で中国の自動車メーカーの名前をいくつも挙げられる人はいないだろう。しかし、この現状は将来一変する。中国はすでに自動車メーカー数十社を有しており、いずれの企業も国際舞台に進出する大きな野心を抱いている」と語った。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年3月12日

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