2014年4月15日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>経済

アベノミクス、地獄の一丁目に差し掛かる (3)

 2014年04月15日08:09
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 徐氏は、「安倍政権は消費増税後、企業が増給・消費・投資に取り組み、物価上昇による消費減少の圧力を相殺しなければならないと主張している。しかし日本の各政党と各社は、増給の提案を受け入れていない」と語った。

 徐氏は、「日本はこの20年間に渡り、財政支出拡大による景気刺激策を採用しており、これが良い結果をもたらすと考えていた。しかし日本の『国の借金』の総額はすでに1000兆円の大台を突破し、対GDP比が250%に達した。毎年の債務の利息支払いだけでも通年の財政支出の3分の2を占めている。円相場がさらに1%上昇すれば、通年の財政収入のすべてが借金返済に用いられることになる。これは日本の財政赤字がさらに拡大することを意味する」と分析した。

 アベノミクスの金融緩和、積極的な財政という2本の矢は初歩的に奏功したが、この時期の増税はタイミングが悪い。徐氏は、「円安と株価上昇を特徴とするアベノミクスは、日本経済が4月も低迷を続け、円高が生じ株価が下落すれば、危機に直面するだろう」と語った。

 経済評論家の森永卓郎氏も、今回の増税によって日本がリーマン・ショックのような重傷を負う可能性があり、15兆円規模の損失が生じると予想した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年4月15日

[1] [2] [3]

コメント

最新コメント

アクセスランキング