ポスト・ジョブズ時代　アップルの革新は？

　アップルのファンや同業者はジョブズ氏を敬愛していた。しかし、羨望する一方で、ジョブズ氏を妬む者もいた。これらは全て「ジョブズ式イノベーション」がいつも他より一歩先を行っていたためだ。アップルの携帯電話は他の携帯よりも少しだけ「面白い」。

　ジョブズ氏がなぜ携帯電話をかけがえの無い物へと変身させることができたのかについて、今多くの人が研究している。その答えは、イノベーションだ。ジョブズ氏は時代に合わせたのではなく、時代をリードしたのだ。アップルの職員は口をそろえて「ジョブズ氏こそがアップルの魂」と語るが、このことについて意義を唱える人はいない。ジョブズ氏が亡くなった今、彼に対する全ての羨望、嫉妬、恨みが消え去っただけでなく「ジョブズ式イノベーション」も消え去った。「魂」を失ったアップルは、新たな「魂」を作り出すのか、それとも「魂」を借りるのか、はたまた「魂」の無いまま生存し続けるのだろうか？中国経済網が伝えた。

　中国経済網の記者はこのほど、経済書籍「Breaking　Away:　How　Great　Leaders　Create　Innovation　that　Drives　Sustainable　Growth--and　Why　Others　Fail」の著者であるジェーン・スティーブンソン氏にインタビューを行った。