2012年12月20日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:19 Dec 20 2012

ジョブズ氏 貪欲がアップルを滅ぼすと警告

 海外メディアの報道によると、スティーブ・ジョブズ氏は1995年のインタビューの中で、「アップルを滅ぼすのは成長ではなく貪欲だ。アップルは『製品を家電にし、多くの人に使用してもらう』という当初の目標に沿い歩んでおらず、利益を追求している。アップルは約4年間で高額の利益を獲得したが、それにより未来という代償を支払った。アップルは努力を通じて合理的な利益を獲得し、市場シェアを拡大するべきだ」と語った。賽迪網が伝えた。

 「失われたインタビュー2」と呼ばれるこのインタビューで、ジョブズ氏はアップルが「Mac」で利益を上げすぎたことで、同社が脆弱化し市場シェアを大幅に低下させたと不満を口にした。ジョブズ氏のこの警告は、最終的に証明されることになった。ジョブズ氏は、後継者のジョン・スカリー氏に対して、残酷と言えるほどの厳しい要求を突きつけた。ジョブズ氏は1985年、アップルの役員会に「二者択一」の決定を強いたが、役員会は最終的にスカリー氏を選択した。

 関連データによると、iPhoneの2012年の粗利率は約55%に達した。これは素晴らしいことだが、持続不可能なほど高い比率だ。Androidとサムスンの提携、Windows 8の攻勢により、iPhoneのこのような高い粗利率は持続不可能だ。また同社の利益総額に占めるiPhoneの比率は65%に達している。アップルはiPhoneに過度に依存しているが、これは時価総額世界一の同社が、このほど1.9%の配当を実施したにもかかわらず、株価収益率が11倍にしか達していない理由でもある。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年12月14日


狂気じみた金融政策が、日本を崩壊させる

ヘッジファンド 日本売りのチャンスをうかがう

もし日本人観光客が中国に来なくなったら?

日本企業 中国を離れて低迷から抜け出せるか

日本経済が中国への依存度は想像以下

人材不足が原因で下降し続ける日本経済

国産日系車 販売量が下げ止まり回復上昇へ

日本、中国以外からレアアース調達へ

日本は「失われた30年」に陥るか?

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:1

   

最新コメント
gangqi   2012-12-16106.172.173.*
中国の電話は、ほとんど固定電話ではなく、携帯電話であるということは、あまり知られていません。これには、事情があります。広大な大陸に有線電話を引くより、無線基地局を設置して、携帯電話にする方が、合理的だという判断からです。そのためには、携帯回線をつなぐ設備が必要になります。その技術は、中国にはないため、全て米国からの輸入になりました。これでは、貿易収支のバランスを欠くので、輸入額と同額の輸出が条件となりました。つまり、携帯電話を中国で作って、輸出することが、国家のインフラを外資に委ねる条件だったのです。現在では、その筆頭製品がiPhoneです。米国への輸出によって、貿易収支がバランスを保つのに、最も貢献しているのが、アップル社なのです。もし、アップル社がその製品の製造基地を東南アジアにシフトすれば、貿易収支のバランスは、崩れるでしょう。それでも、アップル社に問題があると、主張したいのですか?
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古