日本車の1月中国販売台数 春節の影響受け増加
約半年間の低迷を経て、日本車の1月の中国販売台数が前年同期比で増加した。トヨタに続き日産とホンダも4日、中国販売業績を発表し、販売台数の回復を示した。しかし業界関係者は、これは春節(旧正月、今年は2月10日)の統計に対する影響を考慮するべきと指摘している。広州日報が伝えた。
日産は4日、1月の中国販売台数が前年同期比22%増となり、5カ月ぶりに増加に転じたと発表した。日産の1月の中国販売台数は22%増の11万5700台に達し、このうち日産と東風汽車(0489.HK)の合弁会社のセダン販売台数が、15%増の7万6300台となった。12月の販売台数は24%減であったため、1月の業績は改善されたと言える。
ホンダも同日、中国合弁会社2社の1月の中国販売台数が、22%増の4万7248台に達したと発表した。ホンダの昨年12月の中国販売台数は、19.2%減となっていた。
トヨタは先週、1月の中国販売台数が24%増の7万2500台に達したと発表した。これもまた、前年同期比としては6カ月ぶりの増加となった。
全体的に好調な売れ行きを記録したが、業界関係者は、春節の業績に対する影響を考慮するべきと指摘する。2012年1月は春節により7連休となったため、販売台数が大きく減少した。一方、今年の春節休暇は2月にずれ込み、1月の営業日が昨年を上回ったため、販売台数が急増した。
ホンダとトヨタの中国合弁先の広汽集団は、自動車販売100万台以上・バイク販売100万台以上を2013年の目標として掲げた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月5日