上海モーターショーが間もなく開幕 189台の輸入車が通関
【中日対訳】 開幕を目前に控えた上海モーターショーで、来場者が近距離で鑑賞できる輸入車は何台に達するだろうか。浦東地区の税関から得た最新データによると、浦東地区の税関はすでにモーターショー向けの輸入車を計189台受け付けており、2011年の第14回上海モーターショーより15%増加した。モーターショー向けの輸入貨物の価値はすでに1億2200万ドルに達しており、前大会より32.32%増となった。一部の輸入部品・設備を除いた場合、今年のモーターショーの輸入車の平均価格は、例年を上回る計算になる。解放日報が伝えた。
浦東地区の税関はモーターショー開幕の1カ月以上前から準備を開始し、モーターショーの監督管理に関する専門の討論会を計4回開催し、モーターショー主催者および運輸代理企業の調査研究を実施し、展示品の通関の際に起こりうる問題を事前に研究し、対応策を制定した。展示前の輸入車通関の際、税関当局は全天候型のバリアフリー通関、一体化サービス、「ドア・ツー・ドア」検査といった利便性の高い措置を提供した。
モーターショーに登場する輸入車は、購入者が出た場合は中国国内に留まることが許されるが、その他の輸入車はモーターショー閉幕後に国内から運び出される。税関当局は4月20日より現場を毎日チェックし、モーターショー閉幕後の展示品の購入・送り返しなどの状況を随時把握する。閉幕後、展示品の送り返し、購入、延期などの関連手続きは出来る限り簡略化し、利便性を高める。また展示企業が展示期間以外の1−2日の時間を利用し、短期間のビジネス展示活動を実施する場合、保証金の支払いは免除となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月19日