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外資導入5.25%増 サービス業が半分超 13年

 2014年01月17日10:49

 商務部(商務省)の沈丹陽報道官が16日に同部の定例記者会見で述べたところによると、2013年の外資導入は安定的に回復上昇し、2月以降は11カ月連続で単月の導入額がプラスの伸びを示し、安定した発展傾向をみせた。通年の外資系企業の新規設立数は2万2773社で、前年比8.63%減少し、実行ベース外資導入額は1175億8600万ドル(約12兆2642億円)で同5.25%増加した。12月単月では120億8千万ドル(約1兆2597億円)で前年同月比3.3%増加した(銀行、証券、保険分野のデータを含まない)。13年の外資導入には次のような特徴があった。人民日報が伝えた。
 サービス業の実行ベース外資導入額が全体の半分以上を占めた。金額は614億5100万ドル(約6兆4197億円)で同14.15%し、全体の52.3%を占めて初めて首位に立った。このうち伸びが急速なのは、社会福祉保障産業の同368.63%増加、電気機械修理産業の308.8%増加、娯楽サービス業の117.42%増加など。
 欧州・米国から中国への投資が急速に回復した。米国は33億5300万ドル(約3499億円)で同7.13%増加。欧州28カ国は72億1400万ドル(約7528億円)で同18.07%増加だった。
 中部・西部地域の実行ベース外資導入額の伸びが全国平均を上回った。導入額の地域ごとの内訳は、東部が78.45%、中部が14.7%、西部が6.85%で、中部と西部を合わせて初めて20%を超えた。
 沈報道官は次のように説明した。国際連合貿易開発会議(UNCTAD)が昨年10月に発表したグローバル投資情勢モニタリング報告によると、13年のグローバル多国籍投資の規模は12年の水準に迫っただけで、国境を越えた合併買収(M&A)は低下傾向を示しさえした。だが13年の中国の外資導入額は5.25%増加し、対外直接投資も16.8%増加し、どちらも世界の水準を大幅に上回った。(編集KS)
 「人民網日本語版」2014年1月17日

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