中国の各行政区の2013年度GDPデータが、このほど相次いで発表された。価値線データセンターの統計データによると、全国31地区のGDPは約63兆700億元(約1038兆円)に達したが、中国国家統計局の計算した2013年全国GDPは56兆8800億元(約936兆円)となった。地方の統計方法と国家の統計方法に差があることから、31地区のGDPが全国を6兆1900億元上回った。山西日報が伝えた。
2013年度全国31地区GDPランキングを見ると、広東省が真っ先に6兆元(約98兆円)の大台を突破し、首位になった。トップ10の順位には変化がなく、福建省、天津市、吉林省、重慶市が順位を上げた。一方、上海市、江西省、広西チワン族自治区、山西省の順位は低下した。チベット自治区、青海省、寧夏回族自治区は、依然としてワースト3を占めた。広東省、江蘇省、山東省のGDPは全国トップ3となったが、1人当たりGDPランキングでは上位を占めなかった。1人当たりGDPのトップ10は、天津市、北京市、上海市、江蘇省、浙江省、内モンゴル自治区、遼寧省、広東省、福建省、山東省となった。そのうち1人当たりGDPが10万元(約164万円)を突破したのは、天津市だけだった。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月25日