園林博覧会の太原園
「詩情画意」(詩の趣と画の心)が中国の古典園林の特色だ。こうした境地を好む人は太原園を訪れるべきだろう。敷地面積2160平方メートルの同園にどのように古典的な美と地方の特色を具えさせるかと、設計者は構想に頭を悩ませたことだろう。500万元を費やした同園は、晋祠の要素を取り入れ、私人園林のスタイルをベースに蘇州の古典園林の造園手法も参考とし、伝統的な造園技法を拠り所に壮大な雰囲気を生み出している。水景で有名な晋祠の要素が設計の重点となり、蘇州園林からのインスピレーションも生かされている。晋祠の真趣亭をモチーフとした真趣亭で来園者は水の風景を楽しむことができる。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月23日