世界で最も奇妙な博物館 (7)
人類学・民族学博物館(ロシア)
同館には瓶詰めの赤ん坊が展示されている。
ロシア一の博物館は「不可思議な博物館」ということができるだろう。この皇帝家のコレクションの中には様々な奇妙なものを見ることができる。
20万点以上の自然物や人工物は当初、ロシア人の迷信を打ち破るために利用されたが、これらの奇妙な展示品がどのようにその目的を果たしたのかは明らかではない。
皇帝家では奇形児の胎児、余分な頭や足を持つ動物、斬首された人の頭といった驚くべきものもコレクションしている。同館の建築物は現在、ロシア国内の人類学や人種学の現代博物館の所在地となっているが、依然として皇帝家の色を濃く残している。
「見どころ」数百以上の人類の胎児。ヒレ状の手足や奇形の頭部といった様々な変異を見せている。
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