2014年の大学院入学試験が4日に行われた。受験生の中に、2012年に河北聯合大学を卒業した仝(トン)正国さん(65歳)の姿があった。仝さんは今年で3回目の大学院入試で、「おばあさん大学生」から「おばあさん大学院生」になることが夢だ。
2008年9月、河北聯合大学軽工学院商学・人文部国際経済・貿易専攻は中国の大学統一入学試験で合格した最高齢の学生、仝正国さんを迎え入れた。仝さんは中学校卒業以来38年ぶりに高校に入学し、3年間一生懸命勉強した後、大学受験に3回挑戦し、60歳の時に大学生になるという夢をかなえた。2012年6月に経済学学士の学位を手にした仝さんは、大学院試験を2回受けたものの不合格となっている。
大学院試験に2回失敗したものの、仝さんは依然として楽観的だ。「自分が進歩していると感じる。頭は使えば使うほど冴え、覚えて使える英単語もどんどん増えている」。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月6日