コンタクトレンズ 着用したまま寝ると角膜炎の危険性
【中日対訳】 英デイリー・メール紙は、英国では少なくとも300万人がコンタクトレンズをつけたまま睡眠を取る習慣があり、失明のリスクを高めていると報じた。生命時報が伝えた。
英レスター大学の微生物学者のシモン博士は、「緑膿菌とアカントアメーバは、角膜炎を引き起こしやすい菌だ。睡眠前にコンタクトレンズを外さなかった場合、これらの菌が夜間に大量繁殖し角膜炎を引き起こす可能性があり、深刻な場合は失明に至る恐れがある」と指摘した。調査によると、多くの人は水道水でコンタクトレンズを洗っているが、アカントアメーバは水道水に含まれる。英国では毎年、こうして引き起こされる角膜炎が50件に達する。コンタクトレンズをつけたまま眠ると、人は角膜炎による異常に気づきにくくなる。目に異常を感じた時には、病状がすでに深刻になっている場合が多い。
シモン博士は、睡眠前に必ずコンタクトレンズを外し、専用の洗浄液で洗うよう促した。出来る限り定期的にコンタクトレンズを取り替えるべきで、頻繁に取り替えるほど安全性が高まるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月8日