アメリカ沿岸警備隊の砕氷船「ポーラースター」、シアトルに停泊する資料写真(2010年3月10日撮影) |
オーストラリア海事安全局が5日に発表した最新の声明によると、同局はすでにアメリカ沿岸警備隊の砕氷船「ポーラースター」に対して、コモンウエルス湾の流氷の中で立ち往生している中露両国の科学調査船の救助に協力するよう求めた。新華社が伝えた。
ポーラースターは昨年12月上旬より南極に向かっており、現在はシドニーの港湾に停泊中だ。オーストラリア海事安全局は、「ポーラースターは当方の要請を受け、5日にシドニーを出発し、事故海域に向かう予定だ」と発表した。同局は、気象および流氷の状況を見ると、、ポーラースターは7日内に事故海域に到着し、救助に協力する見通しだとした。
ポーラースターはマクマード湾の輸送ルートを開拓し、アメリカ国立科学財団の科学研究基地の食料・燃料などの補給に利用する予定であった。オーストラリア海事安全局によると、ポーラースターは今回の救助作業を完了してから、予定の任務に戻ることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月6日