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北斗2世代衛星、時間・周波数標準システムが交付

 2014年01月27日11:24
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 中国航天科工集団第二研究院が24日に明らかにしたところによると、同研究院の203研究所が開発した北斗2世代衛星時間・周波数標準システムがこのほど交付された。これは北斗の時間・周波数能力が新たなレベルに達したことを意味する。科技日報が伝えた。

 同システムは北斗2世代衛星測位にとって重大な意義を持ち、その試験センターに統一的な時間・周波数基準を提供する。203研究所は自主開発製品により9種計37台の設備を含む同システムを構築し、優れた技術指標、使いやすい操作画面、質の高いサービスによりユーザーから好評を博している。そのうち時間サーバー、タイムコード生成器はユーザーの各種設備に時報サービスを提供し、試験センター全体の時間の精度をナノ秒級で維持する。周波数校正受信機は北斗/GPSを基準として水素時計の測量を実施し、水素メーザー原子時計の遠隔校正サービスを実現する。同システムはまた全面的にネットワークコントロールを採用し、メインコントロールコンピュータにより全設備のモニタリングと設定が可能だ。プランの組み合わせおよびインターフェイス拡張のフレキシブルな特性により、これらの設備が構築するシステムもフレキシブルに組み合わせることが可能で、高い拡張性を持つと同時に、その後サービスをアップグレードする利便性も高い。

 203研究所はまたその他のプロジェクトの科学研究成果を製品化し、標準時間・周波数の生成・分配・測定などの一連の製品を開発する予定だ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年1月27日

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