中国航天科工集団公司が2月17日に明らかにした情報によると、同社の第2研究院第207研究所の衛星リモートセンシング地上スペクトル特徴実験室はこのほど国際ベンチマーキングとアップグレードを終え、正式に運営を開始した。同実験室は世界で2番目の地上スペクトル特徴実験室で、国内の地上スペクトル測量の空白を埋めた。科技日報が伝えた。
同実験室は、衛星の地上の物体に対する電磁波放射および放射特性に対する観測をシミュレートし、データの解析と判断を進め、電磁波と地上の物体の相互作用の法則を明らかにする。これにより衛星観測、民間用機器、衛星マイクロ波リモートセンシング、武器の開発などに科学的根拠を提供する。
同実験室は全周波数の測量能力を持ち、すでに多くの高精度測量データを取得している。今年は全角度からの測量能力をつけ、異なる入射角の全空域近視野・遠視野の特徴を測量できるようになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月19日