中国科学院大連化学物理研究所がこのほど発表した情報によると、同研究所の張華民研究員は中国の代表者として、国際電気標準会議(IEC)のレドックスフロー電池標準会議に出席し、国際標準プロジェクト「レドックスフロー電池共通技術条件および試験方法」の担当者に選出され、レドックスフロー電池の国際標準の制定を全面的に担当することになった。光明日報が伝えた。
IECは1906年に誕生した、世界で最も古い国際的な電気標準化機構で、電気工学および電子工学の国際的な標準化を担当する。IECが制定する標準は、世界が公認する権威ある標準だ。中国は2011年に、IECの常任理事国になった。
今回の国際標準プロジェクトは、中国の専門家が新しい技術分野で、新たなグループを結成し、国際標準の制定を提案し、同意を得た初のケースだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月24日