100%国産化の北京地下鉄7号線が年末に開業を予定しており、調整と準備が進められている。北京市軌道交通建設管理有限公司が明らかにしたところによると、北京西駅から焦化廠駅までの全線の調整が7月15日に始まり、10月上旬の開通前の無負荷試験の準備を整える計画になっている。北京商報が伝えた。
7号線のブレーキ・信号・けん引システムが100%国産化された。関係者は、「信号システムの国産化だけでも、入札、販売、その後の技術サポートの面で、輸入品より20%以上の費用を削減できる。また国産信号システムの方が、国内の列車での使用に適している」と指摘した。
記者が昨日取材したところ、新しい8両編成の列車が、電気の通ったレール上をゆっくり走行していた。これは年末に地下鉄7号線で運行される、100%国産化列車だ。列車は3月よりこのレール上を走行しており、信号、通信、電力供給、非常口などのシステムを検査し、無負荷試験に向けた準備を整えている。
同社の第4プロジェクト部管理センターシステム設備部副部長の韓西安氏は、「地下鉄7号線は3月17日に、化工駅から焦化廠駅の調整を開始し、6月15日には広渠門外駅から化工駅も調整の範囲内となった。全線の調整は、7月15日に開始を予定している。10月上旬には無負荷試験を実施し、開通に向け準備を整える。乗り換えをする乗客が多いことを鑑み、開通後は7号線と4号線の乗り換えに使われていた菜市口駅の南北両端に、2本の乗り換え通路を建設する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月29日