2014年6月3日  
 

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児童デー・端午節、子供が楽しめる行楽地人気 北京

人民網日本語版 2014年06月03日13:49
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2日、端午節の3連休が終わった。北京市観光委員会が発表した統計データによると、この3日間、全市160カ所の主要観光スポットを訪れた観光客は、延べ400万人を上回った。今年の端午節3連休は、6月1日の児童デー(子供の日)と重なったことから、親子で楽しめる行楽地が、連休中の最大の注目スポットとなった。中国新聞網が報じた。

子供と一緒に児童デーを過ごすことが、北京市民や地方からの観光客の間でブームとなり、親子連れでレジャーに出かける割合が跳ね上がった。統計データによると、端午節の3連休中、市内で観光客が最も多く訪れたのは北京動物園で、3日間の来場者は18万8千人と、前年同期比56.8%増加した。園内は多すぎる人で「芋の子洗い」のような状態になったが、いろいろな動物を観たいと血気溢れる子供たちは、混雑などお構いなしで、親をあちこち連れまわした。

北京動物園によると、ここ数日、入場者は普段より倍増したという。園内の至る所で、来場者の数はほんの一時も減ることはなく、係員は子供が多くを占める入場者の世話をするのに大変苦労した。児童デーには、「百度」と初めてタイアップし、各動物舎にカメラを設置して館内ハイビジョン画面で生放送を行った。生放送の時間帯は、毎日午前9時半から午後6時まで、実物の動物を観ることができなかった子供にサービスを実施した。

同じように、児童デーと重なった影響で、北京市内の現代型レジャー施設の来場者数も、前年同期比3割程度増加した。テーマパークは軒並み来場者が激増、前年同期に比べ、北京歓楽谷(ハッピーバレー)が50%、朝陽公園が25.8%、石景山遊楽園が42.4%それぞれ増加した。一方、故宮、長城、頤和園のなど伝統的歴史文化を誇る観光名所を訪れた人は、ほどほどの数に落ち着いていた。

端午節3連休中、市内の各大型公園は続々と端午の節句にあやかった特別イベントを繰り広げた。ドラゴンボート大会、香袋製作、古詩作り、古代宮廷音楽鑑賞などの民俗イベントに、多くの小さな来場者が興味を示し、自ら体験し、「コンクリートの森」に住み慣れた都会っ子が、民族や風俗習慣に関する知識を深める絶好のチャンスとなった。

また、中国庭園博物館では、小さな来場者に手作業に対する興味を抱いてもらうよう、「探検の旅」「親子でフラワーアレンジメント」「オリジナル工作」などの子供向けイベントを開催した。多くの親は、「北京の各公園は、子供が特別イベントを楽しみ、大自然に興味を持ち、動物と触れ合う機会を増やすよう、十分に工夫を凝らしている。おかげで子供たちは、祝日を愉快に過ごすことができた」と高く評価した。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年6月3日

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