端午節を間近に控え、甘粛省の「軒轅(黄帝)の郷」と呼ばれる清水県では、伝統的な手工芸品の「荷包」(中国風の巾着)が街角で香りを放っていた。「荷包」の多くは十二支をテーマにした形で、彩色の糸と錦で作られ刺繍が施されている。荷包には様々なスタイルがあり、中に雄黄や沈香、白芷、川芎、甘松といった香料を入れたものを俗に「香荷包」と呼ぶ。每年端午節になると、清水県の住民は荷包を身につける伝統的な習慣があり、こうした昔ながらの方法で無事を祈っている。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月28日