750kV蘭天宝(蘭州・天水・宝鶏)送変電施設建設プロジェクトの陕西区間が3日竣工し、6月中旬に送電を開始する見通しとなった。人民日報が伝えた。
同プロジェクトの投資額は33億3500万元(約547億円)に達し、年間送電容量は2300MWに達する。同プロジェクトは陝西省・甘粛省の送電の新たな750kV「電力高速道路」で、現在稼働している750kV蘭平乾(蘭州・平凉・乾県)送電線と並行した送電が可能で、「西電東送」(中国西部で発電した電力を、東部に送るプロジェクト)の新たな主動脈となる。同プロジェクトは、甘粛省南部の水力発電によって得られた電力の外部送電計画、国電電力公司4×100万kWユニットの電力送電計画を支援し、関中―天水経済区の社会・経済発展に力強い電力の支援を提供するものとなる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月4日