2014年6月26日  
 

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アジアのサッカーをいかに救うか (3)

人民網日本語版 2014年06月26日08:55

▽覚醒:ポジションを見定め再起をはかれ

日韓などのワールドカップでの惨敗は、アジア全体のサッカーが置かれている苦境の縮図と言える。戦術から選手まで、プロリーグから少年サッカーまで、次大会の出場を目指す中国チームにとっては、アジアと世界における自らの位置をはっきりと知ることが必要となる。

日本代表の元監督で中国スーパーリーグの監督も務めた岡田武史氏は、「アジアでは、欧州の各リーグで成果を出せるミッドフィルダーは少なくない。だが一年を通して安定したコンディションを保てるフォワードは自国のリーグでも数少ない」と指摘する。

西アジアから東アジアにやってきた「金満サッカー」が、中国で根を生やし始めている。サッカー市場を刺激すると同時に、実力が高まったような錯覚も生じている。だが、それがもたらした代表チームのフォワードの力不足を中国サッカーも味わうこととなった。海外で経験を積む選手の不足にもつながり、大スターの生まれる道を阻むことにもなる。

今大会のコスタリカの活躍は、中国サッカーにさらに直接的な衝撃を与えた。ワールドカップの昔日の対戦相手が、系統的な若手育成と科学的な計画によって強くなっている。中国のサッカーも基本に立ち返って再起をはかる必要がありそうだ。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年6月26日


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