日本の知能ロボットの専門家、石黒浩氏は25日、日本科学未来館でAndroidシステムに基づく初めてのアンドロイド・アナウンサーを公開した。美人ロボット2体の話す流暢な言葉とリアルな表情に、集まった記者と来館者からは「恐れ」混じりの驚きの声が上がった。
外観が少女のような「コドモロイド」はニュースをアナウンスする他に、自分を生み出した科学者である石黒氏に「あなたは見たところ、ますますロボットに似てきた」とジョークを飛ばした。可愛い声の「コドモロイド」の側には、成人女性型のロボット「オトナロイド」が立っていた。自己紹介の際に「オトナロイド」は気後れする上に、言い間違いもした。来館者に向かって謝罪した「オトナロイド」は「ちょっと緊張しています」と自嘲してみせた。
このロボット2体の皮膚はシリコン樹脂で作られ、人工筋肉も供えられており、科学者がリモコン操作可能となっている。動力は圧縮空気とモーターで、人間と交流する時には唇や眉毛も動き、まばたきもでき、あちこち視線を動かしたりもする。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年6月27日