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路線バスのWi-Fiサービス、8月スタート 北京

年末には1万2千台のバス車内でネット無料接続が可能に

人民網日本語版 2014年06月27日14:53

スマートフォンやタブレットPCの目覚ましい普及が進み、「フラグメンテーション時代」が到来するにつれて、Wi-Fiに対する人々の依存度がどんどん高まっている。町の至る所に登場した無料Wi-Fiスポットを利用するのは、今では市民にとって当たり前の習慣となった。中国国営テレビCCTVの番組「是真的嗎?(本当ですか?)」でこのほど、「北京の路線バスでWi-Fiサービスが利用できるか否か」に関する実地テストを実施した。このテストでは、車内でネット接続は実現せず、同番組は、「北京のバス車内でWi-Fiサービスを利用できるという話は本当ではない」と最終的に結論を下した。光明網が伝えた。

「路線バスのWi-Fiサービス」が実施されているというのは、果たして本当なのだろうか?北京以外の都市では、どのような状況なのだろうか?天津、上海、南京など各都市における「路線バスのWi-Fiサービス」をめぐる実態について調査を行ったところ、各都市のネットユーザーは次の通りコメントした。

南京のネットユーザー:「南京の路線バスのWi-Fiサービスは4Gで、曲のダウンロードはあっという間に終わり、微博へのアクセスもスムーズだ。W杯観戦も、映像が途中で途切れることはなかった」

佛山のネットユーザー:「路線バス車内のWi-Fiの電波状態は極めて良好で、接続速度も速く、100点満点!」

天津のネットユーザー:「路線バスのWi-Fiは『高大上(高級、大容量、ハイレベル)』だ!自宅のブロードバンドとは比べ物にならないほど通信速度は速い」

このほか、上海、深セン、杭州、長春、威海の各都市に住むネットユーザーも、微博上で続々と、居住地の路線バスWi-Fiの素晴らしさを称えていた。

ネットユーザーの評判から見て、路線バスのWi-Fiサービスは、まぎれもない「本物」のようだ。それだけではなく、このサービスは「無料」で利用できる。では、この無料の「惠民プロジェクト」が北京でも普及し、北京市民が路線バスでWi-Fiサービスを利用してネット接続ができる日は、いつごろ来るのだろうか?北京市公共交通のWi-Fiサービス運営を担当している北京一路熱点信息(情報)技術有限会社の担当者は、これについて、「現在、Wi-Fiサービスを提供する北京移動と協力し、技術面でのデバッグ作業を進めており、8月末までには、北京路線バス車内でのWi-Fiサービスによるネット接続が実現するだろう」と話した。

その時が来れば、北京のバス乗客は、携帯電話で無線アクセススポット「16wifi」を検索し、アプリ「e路WiFi」をダウンロードして登録すれば、車内で無料ネット接続サービスを楽しむことができる。北京エリアには、すでに9千台以上の路線バスにWi-Fi設備が搭載されている。今年の年末には、この数は1万2千万台に増え、郊外方面の一部路線もカバーされる見通し。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年6月27日

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