習近平国家主席は4日、韓国の首都ソウルで同国の朴槿恵大統領とともに中韓経済貿易協力フォーラムに出席した。習主席は、「手を携えて協力し、ともに未来を切り開く」と題する重要講演を行い、両国の経済貿易協力には天の時、地の利、人の和があり、双方の発展のためには両国の起業家により大きな協力の可能性を与えることが必要で、双方が機会をつかまえ、中韓経済貿易協力の水準を継続的に高めていくことを願うと述べた。
習主席が挨拶の中で述べたところによると、中国と韓国は一衣帯水の隣国であり、両国の実務協力の深化には、天の時、地の利、人の和という独特の強みが備わっている。中国は今、改革を全面的に深化させ、開放型の経済システムを構築しつつあり、中国の改革と発展は巨大な投資ニーズと消費ニーズを生み出すことになる。韓国も今、「国民が幸福な時代」を創出し、第2の「漢江の軌跡」を実現しようとしている。未来を展望すると、中韓両国の経済発展のためには両国の起業家により大きな協力の可能性を与えることが必要だという。
また習主席は、両国の政府と経済界が機会をしっかりつかまえ、強みを発揮し、心と力を合わせ、情勢に応じて、両国の経済貿易協力の水準を継続的に高めていくことが必要だと述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月6日