2014年7月15日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

肥満児童102人が「夏のダイエット合宿」に参加 

最重量の子供は115キロ

人民網日本語版 2014年07月15日15:08
肥満児童102人が「夏のダイエット合宿」に参加 

湖南省児童病院が主催する「肥満児童健康夏合宿」が14日にスタートした。10日間に及ぶ合宿期間中、省の内外から長沙市雨花区教育局素質教育基地に集まった「肥満児童」102人が、外部との連絡を一切遮断してトレーニングに励み、適正体重をコントロールする方法を学ぶ。中国新聞網が報じた。

今回の合宿に参加した男子生徒は計72人、最も重たい子供は115.5キロだった。「肥満児童」らは合宿期間中、病院の医師が作成した減量プラン、トレーニングプラン、栄養プランを忠実に守り、訓練に励むことになる。

湖南省児童病院の劉康香・主任医師は、「中国人の経済水準が向上するに伴い、子供たちはますます栄養過多に陥り、その一方で運動する機会が減ってきている。このようなライフスタイルが、肥満を招く主な原因となっている」と指摘した。

長沙市内の小中学校に通う学生の上半期健康診断データについて、同院の健診センターが分析を行った結果、同市の小中学生の肥満率は13.7%に達していることが判明した。肥満は、子供の外観イメージに悪影響を及ぼすだけではなく、当人の生理的な発達や心身の健康に対してもダメージをもたらし、将来の進学、結婚、就業などにもマイナス影響が及び得る。

劉医師は、「子供の肥満を解消する方法は、成人とは異なる。薬、手術、医療器具などを用いたダイエットは、子供には不適切で、『食生活の上で肥満を誘発する原因を取り除く』『球技・ランニング・縄跳びなどの有酸素運動を1回につき一時間程度、週に3-4回行う』などといった総合的な治療法を採用する必要がある」と話した。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年7月15日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント