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中国、ミサイル迎撃技術の実験に成功 (2)

人民網日本語版 2014年07月24日13:21

第三段階はミサイルが目標エリアの上空付近に到達し、再び大気圏内に入り、目標に命中するまでの過程で、大気圏内再突入段階と呼ばれる。

◆3段階に対応する迎撃技術

現在のミサイル迎撃技術は、主にこの3つの飛行段階を対象とするものとなっている。

(1)上昇段階の迎撃技術。ミサイルの飛行段階から見て、迎撃が早ければ早いほど効果が高まる。ゆえに世界の迎撃技術は、出来る限り早く迎撃することを目指している。上昇段階で迎撃できれば最も理想的だが、これは難度が最も高い。典型的な上昇段階の迎撃技術には、米国が実験中のボーイング747に取り付けられるABL(空中発射レーダー)がある。

(2)弾道ミサイルの飛行中間、つまり大気圏外での迎撃技術。これは地上配備型中間コース弾道ミサイル迎撃技術のことだ。この段階も高い迎撃の効果が得られる。

(3)ミサイルの飛行の最終段階、つまり大気圏内再突入段階の迎撃技術。これは実際には、大気圏内で実施される。世界で現在主流となっているのは、この段階の迎撃技術だ。例えば米国のPAC-3、ロシアのS-300、S-400などがある。これらのミサイルは大気圏内に再突入したミサイルを迎撃する能力を持つ。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年7月24日


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