〇ダイエットが必要な「痩せた人」-「リンゴ型」体型の人は、糖尿病罹患リスクが高い
454病院内分泌科の王愛萍科長は、「中国では、空腹時血糖値5.6mmol/L、食後血糖値7.8mmol/Lを正常値としている。空腹時血糖値が7 mmol/L以上、食後血糖値が11 mmol/Lの場合は、糖尿病と診断される。血糖値が正常者と糖尿病患者の間の人は、糖代謝にやや異常が見られる『糖尿病予備軍』で、全体の15%を占める。このうち約半数は、そのうち本当の糖尿病患者になる」と話した。
専門家は、「リンゴ型体型の人は、心臓血管疾患の発病率と死亡率が高く、糖尿病を罹患するリスクも高い。2013年には、『ウエストサイズ』がメタボリック症候群の判定指標のひとつに組み入れられた」と指摘した。
〇さあ、ダイエット開始! 食事量を減らし運動量を増やそう
「リンゴ型」体型の持ち主であっても、決して絶望することはない。食事量をコントロールし、運動量を増やせば、お腹まわりの脂肪はたちまち「消化」されて消えていく。
454病院の専門家は、「食事量を過度に減らすことは、あまり良い方法とは言えない。カロリー摂取量を減らしすぎると、栄養不良に陥り、免疫力や基礎代謝量の低下を招く。筋肉量が減ると、脂肪がつきやすく、簡単にリバウンドしてしまう。食事量を減らした生活を長時間続けると、深刻な神経性食欲不振症(拒食症)を発症する恐れがある」と注意を促している。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月30日