赤ん坊を口にくわえる「蘇琳」
ジャイアントパンダ「蘇琳」は、2005年8月2日に米国サンディエゴ動物園で誕生、2010年9月26日に中国に帰国し、中国パンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地に引き取られた。2011年、妊娠が確認された「蘇琳」は、野生化訓練を受けるパンダの一頭に選ばれ、臥龍ジャイアントパンダ野生化訓練基地に移された。同基地で赤ん坊を出産した「蘇琳」は、出産後、赤ん坊の面倒を見ずに「遊びに明け暮れた」ため、母性が弱いと判断されて野生化訓練を受ける資格を取り消された。今後、再び「蘇琳」に野生化訓練を施すか否かは、「子育て」能力を観察した上で決定される。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月5日