江蘇省昆山市の昆山経済技術開発区にある中栄金属製品有限公司の工場で2日午前に発生した爆発事故で、江蘇省蘇州市政府は、3日午後5時の時点で、71人の死亡を確認、病院で186人が治療を受けていることを明らかにした。負傷者は8市にある15の病院で治療を受けている。人民日報が報じた。
中国国家衛生部門は、各病院に治療の指揮を行う専門家約50人を派遣した。同省医療部門も、効果的な治療が行えるよう、最良の設備や医薬品を準備した。
昆山市の路軍・市長によると、2日の記者会見では死者の数は68人と発表されたものの、その後の調べで新たに3人の遺体が確認された。
路市長は、「負傷者の治療に全力で当たると同時に、最善を尽して善後処置を取っている」としている。