上海鉄路局は8月1日、上海―北京間を結ぶ電子商取引貨物専用線(X210/209)を開通させた。上海鉄路局は7月1日にも、上海―深セン電子商取引貨物専用線を開通させている。新華網が伝えた。
同路線は8月1日に正式に開通し、毎日両都市から1本ずつ運行する。運転時速は最高120キロ。上海鉄路局貨物輸送営業センター市場部の周在徳部長は記者に対して、「貨物列車は16両編成で、8月1日8時50分に上海ミン工駅(ミンはもんがまえに文)を出発し、翌日2時50分に北京黄村駅に到着した。全長1427キロの運行時間は18時間。一般貨物の場合、輸送には5日間を要する」と述べた。
長江デルタは全国の重要な物流センターとなっている。上海市、浙江省、江蘇省などにはEC事業者が密集し、華北などの地区に迅速に配送する必要がある。今回の開通は、市場規模にふさわしい貨物輸送サービスを提供するための措置だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月4日