国家公文書局は22日、「偉大な勝利―中国が降伏文書を受け取る」の第8部「日本侵略軍に対する最後の一戦――解放区軍民の対日全面反攻(下)」を公式サイトで公開した。
第8部の説明によると、ポツダム宣言の発表後、日本政府は同宣言の「黙殺」を表明。中国軍と人民は日本への全面的な反撃を開始した。日本軍の占領していた大部分の都市や交通要路、沿岸地区は当時、すでに解放区に囲まれていた。日本帝国主義に最終的に勝利するため、八路軍と新四軍、華南各抗日遊撃隊は、抗日戦争の最前線にいることを生かし、日本軍・傀儡軍への反撃という重任をそれぞれで担い、華北・華中・華南地区の日本軍・傀儡軍が占領する都市や交通要路に対して、すぐに大規模な攻撃を発動した。1945年8月9日、毛沢東は「日本軍に対する最後の一戦」という声明を発表し、「中国人民のすべての抗日勢力を結集して全国規模で反撃し、ソ連及びその他の同盟国と緊密かつ有効に連携して戦う。八路軍や新四軍、その他の人民軍は、どのような条件においても、投降を拒むすべての侵略者とその走狗を幅広く攻撃しなければならない」と呼びかけた。8月10日、中共中央は「ソ連参戦後の都市と交通要路の進攻占拠準備に関する指示」を出し、日本軍と傀儡軍に対する幅広い進攻を求めた。8月10日から11日、八路軍本部は、日本への全面反撃の命令を連続して発した。日本が降伏を宣言した後、日本軍はすぐに戦争を停止しようとせず、中国解放区の軍と人民の反撃は続いた。8月11日から9月2日までに、解放区の軍と人民は、日本への全面的な反撃で大勝利を収め、県以上の150都市を解放し、抵抗を続ける日本軍に最後の一撃を加えた。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年8月27日