角川書店が主催した今回のイベントには、多数の漫画ファンが詰めかけた。 |
アニメ・漫画・ゲームの総合イベント「CICF Expo 2014」が、国慶節(10月1日)連休中に、広州市の琶洲保利世貿博覧館で開催された。記者は、日本の人気漫画「モンスターハンター」の作者・布施龍太氏を独占取材、中国の漫画に対する彼の見解を聞いた。羊城晩報が伝えた。
布施氏は、「今回、広州での『CICF Expo 2014』に参加して、中国は、日本よりかなり漫画の歴史が浅いものの、非常に多くの漫画ファンを擁し、中国漫画業が持つ潜在力が極めて巨大であることを実感した。中国の漫画は、今後もスピード成長を遂げ、日本と肩を並べる日もそれほど遠くないだろう」との見方を示した。
布施氏はまた、中国漫画業に対して次の通り提案した。
ストーリーであれ挿し絵であれ、創作は一種の自由な活動であり、経済力や権力などの客観的条件によって制約されるべきではない。よって、より優れた作品を生み出すためには、より自由な環境で創作することが必要だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月17日