遼寧省瀋陽市大東区在住の劉福竜さん(48)は10月29日、全長1.6メートル、幅1.2メートル、重さ200キロ超の木製の電気自動車を完成させた。国際在線が伝えた。
小学校しか卒業していない劉さんは30年以上の経験を持つベテラン大工だ。劉さんは今年8月に閃きを得て、環境にやさしい電気自動車を独自に設計・開発しようと思い立った。設計図、プラン、専門家の指導もなしに、劉さんは自ら研究し、資料などを読みあさった。劉さんは3カ月の時間と数万元の費用を費やし、木製の電気自動車の手作りに成功した。この自動車は1度の充電で20キロ走行可能で、最高速度は時速30キロに達する。
劉さんは現在、この電気自動車の改造・アップグレードに取り組んでおり、手作りした車の環境性能と実用性を高めようとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月3日