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中国「性生活幸福感青書」発表 「性生活に満足」わずか37%

人民網日本語版 2014年10月31日13:59
北京で開催された「2014年男性健康大型公益イベント・男性プランク(体幹トレーニング)持続コンテスト」では、150人の男性が、己の気力・体力の限界に挑戦した。

中国初となる「性生活幸福感青書」がこのほど発表された。これによると、「現在の性生活にとても満足している」と答えた男女は37%にとどまり、「おおよそ満足している」人が51%を占めた。人民日報海外版が伝えた。

中国性学会事務局長を務める姜輝教授は、「これらのデータは、今年初めにスタートした『性生活幸福感に関する大調査』に基づく数値だ。この調査は、国内22都市の住民1万人以上を対象に、オンライン・オフライン両方の方法で進められた。青書には、興味深い調査結果が満載されており、中国のサラリーマンの性生活に関する総合的な実態が生き生きと示されている」と話した。

調査を通じ、サラリーマンの「性生活幸福度の低さ」と「生活・仕事上の大きなストレス」との間には、密接な関係があることが判明した。しかし、同時に、各個人の生活習慣とも直接的な関係があることも明らかになった。姜教授は、「性生活上で、切羽詰まった問題に突き当たった時には、優秀な医師にかかることが、正しい解決方法だ。我慢し続けていると、適切な治療のタイミングを逃してしまう」と提言している。

現在の中国経済社会は、急成長期にあり、科学的な性教育の普及がこれに全く追いついていないのが現状だ。悪しき生活習慣が男性の性機能障害の引き金となっているケースは、今では珍しくなくなった。手遅れになるほどに悪化して慌てて医者にかかるという悲劇も、しばしば起こっている。

専門家は、「このほど発表された『性生活幸福感青書』は、決して楽観視が許されない状況を白日のもとに晒した。だが、同時に、一部の患者の診療・治療に対する態度改善などの面で、プラスの役割を果たしている」と指摘した。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年10月31日

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