米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が28日、初めて世界の大学ランキングを発表。トップはハーバード大学だった。上位10校のうち米国の大学が8校を占めた。アジア圏トップは、東京大学(24位)だった。広州日報が報じた。
世界の大学トップ500を示す同ランキングで、トップのハーバード大学は満点の100点を獲得。2位は米マサチューセッツ工科大学だった。
中国からは27校のみ
上位5校のうち、米国以外の大学は英国のオックスフォード大学のみだった。
中国だけを見ると、66.7点を獲得し39位に入った北京大学が最上位。アジア圏でも、2位につけた。42位に入った香港大学は、アジア圏3位。トップ500のうち、中国からは27校がランクインした。
中国から上位200校に入ったのは、復旦大学(上海)や浙江大学、中国科学技術大学(安徽省)、上海交通大学、南京大学。中山大学(広東省)は220位だった。
英・米の教育が最良
ランキングを見ると、米国に続いて、英国も高い教育を誇っていることが分かる。
同誌は学術情報サービス企業トムソン・ロイターが実施した「研究での信頼度」の調査や、引用が多い論文の数、博士号を得ている大学院生の数などからランキングをまとめた。
同ランキングでは卒業生の評価や卒業する割合などを重視しているため、別の仕組みで出された米国の大学ランキングでトップだったプリンストン大学は、世界ランキングで13位だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月31日