軍事医学科学院衛生装備研究所が3日に発表した情報によると、同研究所が西アフリカのエボラ出血熱の対策のために開発した陽圧呼吸マスク、陽圧防護服、負圧隔離テント、負圧隔離搬送室などの装備・設備が、シエラレオネとマリの感染エリアで使用されており、シエラレオネに派遣された中国の医療検査測定チーム、平和維持医療チームの生命を守っている。これは軍事医学科学院が、エボラ出血熱の予防に向け提供した、新たな技術的手段だ。人民日報海外版が伝えた。
今回開発された一連の感染防止装備は独自に開発されたもので、現場の緊急予防・感染防止の需要を完全に満たす。その主な性能の指標は、世界水準に達するか、これを上回っている。そのうち陽圧呼吸マスクと陽圧防護服は、主に感染者と接触する、もしくは接触する可能性のあるスタッフの顔と全身を守る。中国人の体型に基づき開発されているため、医療スタッフの生命の安全を効果的に保障できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月4日