リベリアでのエボラ出血熱治療センター建設を支援するため、中国が準備した建築資材を満載した専用機2機が29日、同国の首都モンロビアに到着した。在リベリア中国大使館職員は30日、「26日に到着した資材を含めると、エボラ出血熱治療センターの建設に使われる第一弾の緊急支援物資250トンは、すべて到着したことになる。さらなる支援物資が、今後も海上輸送で続々と到着するだろう」と話した。リベリアでのエボラ出血熱感染拡大が依然深刻で、雨季がまだ終わっていない状況のなか、関係各方面は、在リベリア中国大使館による指揮・調整のもとで、支援物資の輸送に全力を尽くしている。
中国政府「リベリアのエボラ出血熱治療センター建設支援プロジェクト」先発隊が28日、リベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ大統領と面会した。サーリーフ大統領は、中国の政府と国民が、エボラ出血熱対策でリベリアに多大な支援と協力の手を差し伸べてくれていることに対し、感謝の意を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月31日