英国エジンバラ大学の研究によると、身長が認知症発症リスクを左右する可能性がある。環球網が英デイリー・メール3日付報道として伝えた。
研究者が1994年から2008年の間に合計18万人のデータを分析し、その個人情報や社会的地位、病歴などを調べた。期間中に1万7500人が死亡したが、そのうち1093人が認知症で亡くなり、また男性で身長が平均1.7メートル以下の人の発症率は50%も高いことが明らかになった。専門家は、身長の低さは認知症発症の直接的な要因ではなく、子ども時代の栄養失調や若い頃のその他の要因で身長が抑制されたと考えている。
また同研究では、女性の認知症発症の状況はその反対に、身長が1.7メートル以上の人の発症率が身長の低い人に比べて35%高いことが明らかになった。身長が8センチ小さくなるごとに、女性の発症率は13%減少している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月6日