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セルフサービスカウンターで、情報検索のやり方を弁護士に説明する裁判所の職員 |
1 立案廷に「DIYセルフサービス」カウンターを設置
他の裁判所と異なり、立案廷(訴状の受付窓口)には、「DIYセルフサービス」カウンターが設置され、4台のコンピュータが置かれた。当事者は、このカウンターで、「情報検察」「外部ネットと接続してメールを受理」「複雑な知的財産関連資料をUSBメモリから取り出す」といった電子化された作業を行うことができる。また、立案廷に設置された電子スクリーンでは、一部案件の審理進行状況など、裁判所内の各種情報をビジュアルでリアルタイムに得ることができる。これは、「司法の公開」を進める措置の一つでもある。
2 法廷前方に2つの専用席を新たに設置
他の裁判所と異なり、法廷前方にある書記官席の近くに、「技術調査官」と「司法官補佐」のための専用席が新たに設けられた。「司法官補佐」と「技術調査官」はいずれも、司法補助職員で、「司法官補佐」は、司法官の補助として、法律の研究や法律文章の起草を担当する。「技術調査官」は、裁判案件に関し、司法官に技術的な意見を提供する。知的財産裁判所には、「裁判官補佐」という職務は設けられておらず、その任務は「司法官補佐」が行う。「司法官補佐」は、法律を研究する、法律文書を起草するなど司法官の補佐任務を担当する。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月8日
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