北京市自動車排ガス管理センター監察科の李涛・副科長は、「市は、2017年までに、固定式リモート・センシング装置を新たに150台導入する。また、リモート・センシング装置搭載移動測定車20台も、路上での動的なモニタリングを実施する」と紹介した。また、「固定式リモート・センシング装置も、リモート・センシング装置搭載移動測定車と同じ機能を備えている。それらの最大のメリットは、24時間稼働可能なことにある。固定式リモート・センシング装置を設置する場所は、『一秒間隔で車両が発生する』『下り坂ではない』という2つの条件を満たしていなければならない。これを前提として、交通量が多いエリアに設置される」と述べた。
大まかな計画によると、新設される固定式リモート・センシング装置は、市街地の幹線道路、環状道路主要幹線、市外と北京との境界地点などの重点道路に配備される。排ガス基準値をオーバーする車両が見つかった場合、その車両情報は、市環境保護局の端末システムに転送される。環境保護局のデータベースは今後、交通部門のデータベースとリンクする可能性が高く、データのリアルタイム共有が実現する見通しだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月10日
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