北京市環境保護局はこのほど、北京・天津・河北の2市1省は、自動車排出ガスによる大気汚染防止のための地域内監督管理システムの構築をめざし準備中であることを明らかにした。同エリアの自動車排出ガスモニタリング情報ネットワークを建設、総合的に活用し、連携して法執行を行うことで、自動車排ガスによる大気汚染防止の強化を図る。今後、排ガス基準を満たしていない自動車が北京に入った場合、検査の上、法執行データが当該自動車の登録地に転送され、その登録地で法執行が行われる。
さらに、山西省、山東省、内モンゴル自治区のデータも同システムに組み込まれ、北京周辺の省(自治区・直轄地)が全てネットワークでつながり、地域統一のデータプラットフォームが完成する見通し。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月12日