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新たな価格調整 石油製品価格は今年初めての3連続引き下げか

人民網日本語版 2014年09月01日15:02

石油製品価格は「10営業日に1度調整する」との原則を踏まえ、本日は新たな価格調整のタイミングを迎えた。複数のコンサルティング機関が、今回の調整では1トンあたり100元前後(1元は約17円)の引き下げ調整が行われ、今年初めての3回連続での引き下げになるとの見方を示す。人民網が伝えた。

今回の価格計算周期において、コンサルティング機関・中宇資訊の桑瀟アナリストは、「供給過剰の影響が地政学的リスクを上回った。地政学的リスクによる原油の供給への影響という懸念はなお存在するが、現在のところ、各方面の原油生産と供給には実質的な影響はみられない。また世界の原油の供給にはゆとりがある一方で需要が低迷するという状況が、市場にとってさらなる圧力になっている。8月の国際原油価格は激しく低下し、たびたび底を打った」と述べた。

こうした影響により、8月28日までの8営業日において、原油価格の変動率はマイナス2.27%に達した。ネット取引大手・金銀島の李揚アナリストは、今回の石油製品の引き下げ調整幅は1トンあたり約100元から110元に達すると予測する。

今回の価格調整で石油製品価格が引き下げられれば、今年に入って初めて3回連続で引き下げが行われることになる。

今年に入ってから国内の石油製品市場では16回の価格調整が行われ、引き下げが6回、引き上げが4回、現状維持が6回だった。値上げと値下げを相殺すると、8月18日午前0時の時点で、国内のガソリン価格は1トンあたり累計275元の値下げとなり、これは93号ガソリンに換算して1リットルあたり0.21元の値下げになる。ディーゼルオイルは1トンあたり270元の値下げで、0号ディーゼルオイルに換算すると1リットルあたり0.23元の値下げになる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年9月1日

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