中国地質調査局によると、2008年にスタートした松遼盆地を取り巻く新エリアにおける石油・天然ガス資源調査が重大な進展を遂げた。ボーリング調査により軽質原油のあること、潜在力のある新たな石油・天然ガスの堆積盆地が5カ所あることが確認された。こうした重大な発展により、松遼盆地を取り巻く石油・天然ガス探査の新たな分野が切り開かれたことは、石油・天然ガス資源の潜在力に関する認識を深め、探査・開発を促進する上で、重大な科学的意義をもつという。
今回の調査プロジェクトでは松遼盆地西部で、突泉(2358平方キロメートル)、竜江(1692平方キロメートル)、烏蘭蓋(1万4760平方キロメートル)、扎魯特(5098平方キロメートル)、林西(2776平方キロメートル)の5つの潜在力ある新たな石油・天然ガスの堆積盆地が確認された。これにより、松遼盆地の潜在力ある堆積盆地の面積は2万6600平方キロメートル増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月31日