2014年アジア太平洋経済協力会議(APEC)第11回エネルギー大臣会合が、2日に北京で成功裏に閉幕した。中国国家エネルギー局の呉新雄局長(中国国家発展改革委員会副委員長)は閉幕後、「同会合は、『アジア太平洋の持続可能なエネルギー発展の道を共に歩む』をテーマとし、エネルギー安全の強化およびアジア太平洋のエネルギー投資・貿易の促進、エネルギー効率の向上および持続可能な居住区の発展、クリーンエネルギー資源の開発促進、化石エネルギーのクリーン化利用の4大議題を巡り意見を交換し、一連の重要な共通認識を形成し、『北京宣言』を発表した」と報告した。人民日報が伝えた。
同会合でAPEC加盟国のエネルギー大臣は、2001年のAPEC首脳会議で各首脳が署名したエネルギー安全保障イニシアティブ(ESI)の強化を続け、開放・許容・協力・持続可能のアジア太平洋エネルギー安全観を提唱し、アジア太平洋のエネルギー安全の新体制を共に構築することで合意した。また石油・ガスの開発および総合利用の協力を継続し、エネルギー供給の多元化と秩序有る競争を促進し、透明で開かれたエネルギー市場を支持し、石油・ガス供給の緊急対応力を強化することで一致した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月3日