中国国土資源部(省)、中国国家発展改革委員会、中国科学技術部(省)、中国財政部(省)は、中国国務院が承認した「資源探査突破戦略行動綱要(2011-2020年)」に基づき、資源探査突破戦略行動を計画・実施してきた。同行動は3年間で重大な進展を実現し、石油の確認埋蔵量が39億4700万トン、天然ガスが2兆3000億立方メートル増加した。また、オルドス、タリム盆地、渤海湾盆地で8つの1億トン級油田が相次いで発見されたほか、オルドス、四川省、タリム盆地で、6つの1000億立方メートル級ガス田が相次いで発見された。人民日報が伝えた。
石油ガスの他に、沁水盆地とオルドス盆地東部で、2877億立方メートルのコールドベッドメタンが確認され、2010年末までの確認埋蔵量と比べて倍増した。重慶市は率先して、シェールガス開発の飛躍的な前進を実現し、初の1000億立方メートル級シェールガス田を発見、15億立方メートルの生産能力を形成した。石炭の確認埋蔵量は1886億トン増加し、新疆維吾爾(ウイグル)自治区と山西省で大型・超大型炭鉱が発見された。オルドス盆地で発見された超大型砂岩型ウラン鉱山は、中国のウラン開発・利用の新構造を形成すると期待されている。
同行動は一連の資源基地の基礎を形成した。3年間で全国エネルギー・重要鉱産物資源の顕著な成果が上がっており、新たに発見された中型以上の鉱産物エリアが451カ所(うち大型は162カ所)に達した。これには、天然ガス、ウラン、モリブデン、タングステンの世界クラスの大鉱床が含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月15日