リオデジャネイロ五輪組織委員会は23日、2016年リオデジャネイロ五輪とパラリンピックのマスコットを発表した。2つのマスコットはそれぞれブラジルの動物と植物をテーマとしており、サンバの国の情熱と奔放さを体現している。
リオデジャネイロ五輪公式ウェブサイトに掲載されたこの2つのマスコットの写真を見ると、アニメキャラクターとリアリズムの中間のようなデザインで、ブラジルの様々な流行文化を融合させると同時に、アニメやゲームの要素も取り入れている。
この2つのマスコットの名前はまだ確定していない。組織委員会は「ObaとEba」、「Tiba TuqueとEsquindim」、「ViniciusとTom」という3組の候補を挙げているが、「ObaとEba」はブラジルのスラングの感嘆詞で、同時に楽しさやお祝いの意味もある。「Tiba TuqueとEsquindim」もブラジルの原住民の言葉で、舞踏への渇望の意味がある。「ViniciusとTom」はブラジルのボサノバの有名な音楽家ViniciusとTomを記念したもので、ブラジルのサンバと米国のジャズを融合させた曲風は同国で人気が高い。今年12月4日まで、リオデジャネイロ五輪公式ウェブサイトではマスコットの名前を決める投票活動が行われている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月27日