中国傳媒大学の学生が卒業制作で創ったマスコットキャラ「ボアマ」 |
頭頂部に金の角を持つ青い仔馬が、ネット上で急速に人気の的となっている。この仔馬の名前は「波爾馬(ボアマ)」といい、中国傳媒(マスコミ)大学大学院2年生チームの卒業制作だ。「ボアマ」は、学校のマスコットとして作られたキャラクターだが、今のところ、学校側からの認可は得られていないという。新京報が伝えた。
〇 創作のヒントは、学校創立が午年だったこと
全身がブルーで、頭頂に金の角を持つ仔馬のこのキャラクターは、学校からの正式な認可がまだないため「北京広播学院のマスコット(注: 2004年に中国傳媒大学に改名する前の校名)」として、ネット上で人気が急上昇した。創作したのは、中国傳媒大学文化産業研究院大学院2年生のチーム。このチームは半年前、卒業制作として制作に着手した。
チームリーダーの楊磊さんは、「わが校には今のところ、公認マスコットキャラがなく、卒業年度がたまたま創立60周年にあたることから、学校のマスコットキャラを卒業制作として創ることを思いついた。また、クリエイティブなアイデアも生まれるのではないかとも期待した」と話した。
〇 学友に「不細工」と突っ込まれたことも
学生創作チームは、「馬」を原型に、一本の角を加えた。「『ボアマ』をネット上で発表すると、4時間で1万回を超えるアクセス数を記録したため、やや怖気づいた。『不細工すぎる』という学友からのツッコミも少なくなかった」とリーダーの楊さん。
全学生から好評は得られなかったが、創作チームは、微信(WeChat)や微博(ウェイボー)に「ボアマ」をアップし、さらには、「ボアマ」グッズを販売するネットショップまで立ち上げた。楊さんによると、ネットショップには、すでに学生たちから購入予約が入っているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月16日