中国鉄道総公司は14日、夕刻に出発し翌朝に到着する高速鉄道寝台車の寝台券料金およびダイヤを発表した。推算によると、春節(中国の旧正月。2015年は2月19日)のピーク期間中に北京-深セン間で高速鉄道寝台車を利用した場合、寝台券料金は最高3960元(約7万6千円)に達する見込み。新京報が伝えた。
鉄道部門は、2015年1月1日から3月15日までの間、北京-広州・深センおよび上海-広州・深センの区間において、夕刻に出発し翌朝に到着する高速鉄道寝台車を8本増発する。乗車券は2014年12月20日に発売開始となり、前売り期間は暫定30日間と定められている。
春節のピーク期間中に北京と深センを結ぶ高速鉄道列車に乗車する場合、4人用個室の寝台下段料金は最高2200元(約4万2千円)。また、鉄道総公司が発表した「2人用デラックス個室の料金は、4人用個室の1.5倍から1.8倍とする」という規則にもとづいて計算すると、春節のピーク期間中に北京と深センを結ぶ高速鉄道列車2人用個室の寝台下段料金は、最高3300元から3960元(約6万3千円から7万6千円)に達する。
料金表によると、春節のピーク期間を除く、高速鉄道寝台車(4人用個室)の平日料金および祝祭日料金は、同区間の往復航空券代金とほぼ同じで、最低700元から最高1790元(約1万3千円から3万4千円)となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月15日