李娜、英紙が選ぶ「今年の女性」に入選 (2)

李娜選手のテニスキャリアは、中国若年世代の強烈な個性と、伝統的なやり方との衝突の連続だったと言われている。彼女の反骨精神は、胸元に入れたバラのタトゥーをバンドで覆い隠そうとしていたことからも、垣間見ることができた。SNSに熱中している李娜選手には、微博に2300万人のフォロワーがおり、「私はSNSを通してファンの皆さんと交流することが大変好きで、情報収集にも非常に役立つ」とコメントしている。

「愛国」は、長い間、李娜選手をめぐって長い間話題になっていた。彼女はこれについて、「試合会場に足を踏み入れ、中国からやってきましたと自己紹介するたびに、大変誇らしさを感じた。試合で世界各地を回ったが、中国人テニスファンがいつも私を応援してくれた。このような応援を受け、私は胸が一杯になった。言葉では言い表しにくいが、私の心は嬉しい気持ちで満たされた」と述べた。

李娜選手のおかげで、中国でもテニスへの関心が高まり始めた。彼女は今、自分のテニススクールを設立することを計画している。「スクール設立計画はまだ始まったばかり。コーチ陣を養成するほか、彼らのためにテニスキャリアの構築計画に着手し、15年に及ぶ私のテニス生活で学んだすべてを彼らに教えたい」と、今後の抱負を語った。（編集ＫＭ）

「人民網日本語版」2014年12月16日