2014年12月16日  
 

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李娜、英紙が選ぶ「今年の女性」に入選

「中国の偉大なスポーツ選手」と称賛

人民網日本語版 2014年12月16日13:38

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙がこのほど、「2014年に活躍した女性18人」を選出、発表した。テニス界からは2人が入選した。うち1人は、現在世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ選手(米国)、もう1人は年末に引退する中国テニス界の女王・李娜選手だ。FT紙は、李娜選手が入選した理由として、「李娜選手は中国で最も偉大なスポーツ選手の1人であり、引退を決めた彼女は、今後は、後進の指導に力を発揮し、中国テニス界の発展により大きな貢献をするだろう」としている。

2011年に全仏オープンを制した李娜選手は、その高いテクニックと独特の個性で、膨大な数のテニスファンを魅了した。だが今年9月、すべてが終わった。膝の手術からの回復が思わしくないことから、やむなく引退を表明したのだ。彼女は、自身の微博(ウェイボー)に、「32歳の私の身体は、再び世界トップレベルで戦うのは難しいと訴え続けてきた」と綴った。

李娜選手は、FT紙(電子版)の取材に対し、怪我との闘いは、私のテニス人生における業績のひとつでもあったと振り返った。「私は、膝の不調も含め、多くの障害を乗り越えてきたことを誇りに思っている。トップレベルの試合に臨んでいる際に、図らずも怪我をしてしまうことがどれだけ辛いことかは、経験した者にしか分からないだろう。私は、自分自身のファイトと精神的な強さを誇らしく思う」と彼女は語った。


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